「田舎で自給自足の生活をする」
あなたはどんな生活を想像しますか?
今回ご紹介する廣川家。子供達も協力しあう「狩猟採集農耕自給自足生活」に驚く事でしょう。
5人の子供を含む7人家族全員で、手間ひまかけて「食べる」ということに精を出し、命と寄り添う生活が一躍話題に!
「銭形金太郎スペシャル」「イマドキ家族の事件簿」「坂上どうぶつ王国」等にも多数出演!
子供達の笑顔と美味しそうに食べる顔が、毎回たまりません♪
目次
【廣川家】徳島自給自足の大家族!家族構成をご紹介
徳島県美馬市穴吹町 山奥の集落で自給自足生活をして暮らす、7人家族「廣川家」。築140年の古民家(6LDK)、家賃は3万円です。
その他、犬・猫・ニワトリ・ヤギ・うさぎたちとも暮らしています。
- 父:廣川進(ひろかわすすむ)46歳(1974年11月28日生)
- 母:廣川あゆみ 40歳(1981年9月18日生)
- 長男:廣川和楽(わらく)11歳(2009年11月20日生)
- 次男:廣川空太(くうた)10歳(2011年5月生)
- 長女:廣川雨種(うたね)7歳(2013年12月26日生)
- 三男:廣川然花(ねんか)5歳(2016年1月4日生)
- 次女:廣川珠葉(たまは)1歳(2020年3月5日生)
廣川家は、とにかくいつも元気で明るく笑顔!
1から手掛け、時間と手間ひまをかける父、スーさんと、天真爛漫な母、あゆみんさんから、全ての物に命をもらい、感謝して生きるということを学びながら育つ子供達。
子供達は「やりたい、やりたい!」と、いろんな事に興味津々。いつでも家族一丸となって、生きる為に協力しあい、家事をこなします。
そして「ひとつひとつに手をかけて食べるから美味しい」そんな暮らしがそこにはあります。
鹿肉を解体することから始まるラーメン作り・海水から作る塩・捕獲した猪、鹿で作るソーセージ・鹿や猪の脂で石鹸(洗濯・食器洗い・手洗い・洗髪に使用)を作るなどなど・・・。
子供達も動物を解体しますし、4歳のねんかくんも、包丁で食材を切ります!
家にテレビはなく、小学校では給食を食べさせずにお弁当を持たせ、市販のお菓子を与えず、おもちゃも買い与えない、お風呂は毎日入れないという、独自の生き方・考え方から自身の幸せな暮らしというものを見出しています。
なぜ徳島で自給自足をし始めたの?移住のきっかけは?
便利な都会生活を捨て、田舎での自給自足生活を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
父・スーさん&母・あゆみさんは同じ職場で出会い、2009年に結婚・同年長男を出産しました。
神奈川に住んでいた当時、家庭菜園を始め、育てた野菜が食卓に並ぶのが嬉しかった事から、田舎暮らしをぼんやり考え始めていたそう。
その田舎暮らしを決めたのは、2011年の東日本大震災、そして同年次男の出産がきっかけです。
これを機に、生の本質というものを自分達家族なりに見出す為、あゆみんさんの故郷である徳島県美馬市の古民家への移住を決意!
当初はここまで突き詰めた「狩猟採集農耕生活」という暮らしをしたかったわけではなかったそうです。
しかし田舎に引っ越してきたことでそれが可能となり、命と向き合い、命をいただく行為に感謝の気持ちを忘れないという、今の暮らしになったそうです。
またあゆみんさんの出産は、プライベート出産(自力出産)を選択しています。
ここまで徹底した「自然のもの」にこだわった暮らしや考え方は、なかなか出来ないことですよね・・・!
廣川家 両親の職業は?
2人の職業はファイヤーダンサーと農家民宿経営。最近ではテレビなどのメディア取材、YouTubeチャンネルの広告収入などです。
同じファイヤーパフォーマンス集団(雷光炎舞集団)、かぐづちに所属していたことで出会った、父・スーさんと母・あゆみさん。
2009年結婚をしたことをきっかけに、2人でコンビを組みファイヤーダンサー「SU & SOLA」としても活動しています。
また2013年から農家民宿「ひとてまや」をOPEN!
石臼から挽く、ラーメン、うどん、そば打ち体験・五右衛門風呂体験・お肉の自給体験などなど・・・手間ひま体験ができます。
しかし現在はメディアに取り上げられる機会が増えたことで、突撃訪問や問い合わせの件数が増えたため休業中。
普通の暮らしをしているだけの自分たちのリズムが取りにくくなってしまったそうなので、少し落ち着くまではお休みされるそうです。
そして2020年4月からはYouTubeチャンネル「廣川家」を開設!
きっかけは、子供達が自分たちで手間ひまかけて作ったものを、美味しそうに食べるその姿を見せたかった、その姿を見ているだけで幸せになるから始めたそうです。
現在(2020年12月時点)、すでにチャンネル登録者数は2万人越えの大人気チャンネルに!
しかし、この現代社会と逆行する暮らしが話題となる反面、親のエゴに子供達が巻き込まれてるのではないか、などという批判的な意見も・・・。
確かに、驚く事がたくさんあります。
お二人の「何事も経験し考えて感じてほしいし、生の儚さと命の尊さと向き合いながら、現代の暮らしの中で、見失ってしまっていることを大切にしてほしい」という考えは、とてもすばらしいと思います。
この暮らしを続けていくことで、今後、子供たちがどのように成長していくのか・・・見守っていきたいですね。
廣川家のYouTubeおすすめ動画
廣川家は家族全員で協力しあう狩猟採集農耕生活。なんといっても見どころは、まだ小さい子供達の活躍ぶりです!
大人も子供も関係ありません。まだ4歳のねんかくんだって例外じゃありません。すでに包丁を使って料理もしますし、子供達は率先してお手伝いします。
自分達が生きていく為に必要な事だから、と考えているからなのでしょうね。
手間ひまかけた分、子供達が食べ物を口にするその瞬間の顔が何とも言えず、その顔を見ることがこの動画の魅力の一つ!
また、動画の最後に流れる、毎回異なる「チャンネル登録よろしくね!」が私は大好き(^^♪
どんな暮らしをしているのか、また1から作る食べ物の数々を、ぜひご覧ください♪
ルームツアー!家族7人が暮らす築140年の古民家ってどんな家なの?
廣川家が暮らすお宅は、敷地面積は800㎡/築140年/部屋数8部屋【8畳(客間),8畳(居間),4畳半(あゆみんさんの作業部屋),4畳半(ダイニング),4畳半(保存部屋),仕事用品部屋(ショーで使う衣装、照明、音響、道具置き),子供部屋,寝室】台所,浴室,トイレ3か所,納屋がある古民家です。
しかしトイレはほとんど使わず、コンポストか外を使用し畑に返すそうです。また浴室もほとんど使わず、お風呂は外の五右衛門を使用しています。
4畳半に保管してある、保存食品の数々はすごいですよね!さすが廣川家です!
鶏をしめることろから始まる!家族全員で作る親子丼はいかに?
今回はみんなで親子丼を作り。4歳のねんかくんが鶏小屋に卵を取りに行き、らくくんが鶏をしめます。
廣川家では鶏だけに限らず、猪、鹿など、子供達もさばきます。
スーさんやあゆみんさんに、命をいただくことへの感謝と大切さを教えてもらっている為、子供達はしっかりと食材と向き合っています。
真剣に料理をする姿がとても健気です。「みんなで一緒に作る時間こそが尊い」と。家族で美味しそうに食べる瞬間の顔が何とも言えません♪
廣川家の好日。なんでもない日常のルーティンって?
決まったルーティンではないようですが、その時々に食べられるものを食べ、やるべきことをします。
子供達が「やりたい、やりたい!」と率先してお手伝いをするって、なかなか出来ない事ですよね。
きっとスーさんが、子供との境界線を取っ払って接しているからこそ、この関係性が生まれたのではないでしょうか。
「お父さん、お母さん」「パパ、ママ」ではなく、「スーさん、あゆみん」と呼び合っている事もそうさせているのかもしれませんね。
テレビがないので、必然と家族との会話も増えますし、こんな家族団らんっていうのもいいですね♪
まとめ
子供達の将来を考えると、賛否両論あるのかもしれません。
あまりにも現代社会が、便利で時短になる事の方向へ進んでいる為、廣川家がその逆へ向かっていっているから・・・でしょう。
でも、私達が見失っている大切なものが、廣川家にはあるように思います。
廣川家の生活からは、忘れている思いや気付き、改めて考えさせられる事などがあるのではないでしょうか。
私は、今の子供達のキラキラと生き生きとした目が、大好きです♪
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