あなたは、才能がないと美術はできないと思っていませんか?
アートというのは自分を表現するためのツールでしかなく、ファッションと同じイメージです。
今回は、アートは難しいというイメージを脱却でき、簡単に実践できる技を教えてくれているYouTubeチャンネルをご紹介します。
これを機に、アートへの抵抗が減って、自分でも作ってみようと思っていただけたら嬉しいです^^
目次
美術系YouTuber8選
Nishigaki Yoshitaka Official.(西垣至剛)
- ボールペンや墨、水彩絵の具のアート
- 高度なテクニックを鑑賞できる
西垣至剛さんは、和歌山出身の現役の画家さんです。日本で主に活躍されていて、個展やグループ展もたくさん開催なさっています。
ボールペンや墨、水彩絵の具を使い、独創的な生物の絵を中心に描いている方です。
やはり、個展なども開いている画家さんだけあって技術のレベルが凄すぎます。緻密で、繊細な線をいくつも重ねていくことで浮かび出る絵がとっても綺麗なんです!
特に、墨とペンで描く時のテクニックに注意してみて下さい。テクニックがあまりに凄くて、空いた口が閉じませんでした(笑)
西垣さんのアートのレベルは、高すぎて真似することは出来ませんが、美術作品とはどういうものなのかを現役の画家さんを通して知ることができます。
これから、美術を始めたいという人の入りにもってこいです。
uniatelier
- デッサンの基礎を学べる
- 美大生や美術大学の受験生におすすめ
チャンネルの名前の由来は、unique から取り、造語をしたそうです。ウニとも読めるので、ウニをロゴに使用し、楽しく美術をすることをモットーに活動されています。
元々はアトリエ教室の方々が大人の絵画教室として個人で教えていましたが、最近はYouTubeでも人気です!
ウニアトリエチャンネルでは、デッサンやアクリル、水彩画、ペン画、デッサン、クロッキーなどなどの描き方を丁寧に教えてくださっています。
基礎的な部分から教えてくれるので、初心者でもわかりやすいですし、美大受験にも役立つ情報が満載です。
デッサンの基礎の動画はとてもわかりやすく、テクニックも役立つものがたくさんあるので、ぜひ美大生や美術大学の受験生に見てほしいチャンネルです。
はるアトリエ
- イラストやデッサン、モノ作りまで幅広
- デッサン動画は美術大学受験生におすすめ
YouTubeを初めて2年で5万人以上ものチャンネル登録者数がいるはるさんは、芸術大学を卒業し美術系の動画だけでなく物づくりなどの様々な動画を上げています。
はるさんは、デッサンの仕方や水彩画の塗り方を教えてくれているだけでなく、コピックの使い方や、オススメの配色などのようにイラストでも役立つ情報を教えてくれています。
最近では、鬼滅の刃の水彩画を書いたり、割り箸で刀を作るなどのように、流行りに合わせた動画もたくさんあり、見ていてとても楽しいです^ ^
デッサンの動画は、主に美術大学受験生に向けて作っていらっしゃるようです。
ですが、流行りのイラストを描いたり物づくりをしたりなど、興味が惹かれる動画がたくさんなので誰がみても楽しい動画です!
美術系YouTuberいとはる
- 西洋絵画、西洋史が学べる
- 美術の歴史に興味がある方におすすめ
いとはるさんは、現在塾の講師をしていらっしゃる方で、西洋絵画、西洋史研究についての動画をアップしています。
大学4年生のときに海外旅行でヨーロッパに行った際に、「建物はすごいのになぜか心が満たされない」といった経験から西洋美術に興味をもち始め、勉強していったそうです。
その悔しい思いが現在の動画作りのもとになっているんですね^ ^
彼女の声はすごく聞き取りやすくて、まるで美術館の案内を聞いているかのようです。絵画や、美術作品の意外な事実を知ることができたり、作者の背景を知ることができ、とてもワクワクしてみています^ ^
美術館や、展覧会に行く前に基礎知識などをつけておきたいという方に、ぴったしです!また、自宅にいながら美術館を回っているような気分にもなるので、教養も高まります。
sonna kanji
- 色鉛筆画を学べる
- 描き方・塗り方解説動画も
彼は、自身の情報を公表しておらず経歴はわかりませんが、美術系YouTuberとして絵が上達する方法や正しい色鉛筆の使い方など、たくさんの動画をアップしています。
私が、sonnna kanjiさんの動画を見ていて、一番好きなものは色鉛筆の使い方の動画です。
絵を描いて色を塗るときに、一工夫した塗り方をすることで、一気にレベルが上がり、見栄えが良くなります。
絵が上手くなる為のコツについての動画は誰にでも有益になるものばかりです。中でも、「絵が上手くなりたいのなら失敗してもいいから完成させることが大切」という言葉が響きました。
絵を描いていたら、上手く描けなくて放り出してしまいがちですが、ちゃんと描いた絵と向き合う事が大切だと気付かされました。
7浪美大生まいける
- 美大受験の情報が満載
- 美術大学受験生におすすめ
まいけるさんは7年間浪人をしながら、美術の予備校に通い絵の勉強をしており、2019年には東京の多摩美術大学に入学されました。
2018年にyoutubeを開設されましたが、現在はチャンネル登録者数が3万人に達し美術大学あるあるや、すごい友達の紹介などの動画をあげています。
私がまいけるさんの動画で一番好きなのは、私立美大入試再現シリーズです。
これは、デッサンコンクール全国1位の方や色彩試験1位の方などの、レベルの高い人たちが絵を描いている様子が見られるのですがクオリティの高さに驚きます。
他にも美大生がリレーのバトン形式でデッサンを競い合うなどの動画もあげていて、ユーモア溢れる編集で見ていて本当に飽きないんです。
美術大学を7浪しているだけあって、美大受験の情報は確かなもので美大受験者には必ず見てほしいチャンネルです。
他の美術系のYouTuberよりも、色んなジャンルの動画内容があり、ナレーションもとても面白いので、楽しく見れます!
日月美輪
- 日本画の作成裏を覗ける
- 日本画の技法を学べる
日月美輪(ひづきみわ)さんは京都嵯峨芸術大学出身の日本画家さんで、岩絵具で花や人物を中心に描かれている方です。
大阪や東京で個展やグループ展を開いていたり、ドバイやデンマークでも展覧会に出品されています。
普段はなかなか目にすることができない日本画の作品の作成裏を見ることができるので新鮮です。日本画で使用する道具から、絵の描き方まで全く違うので、新しい美術を知ることが出来ます。
これから、日本画にチャレンジしてみようと思っている方はもちろん、新たな美術の一面を知りたいと考えている方にもおすすめします。
和紙を使って描いたり、日本画の技法である揉み紙というものの動画があって、興味が惹かれるものばかりです。
さいとうなおき
- イラストのテクニックを学べる
- イラストレーターを目指す方におすすめ
さいとうさんは、10年以上もフリーランスのイラストレーターとしてお仕事をしており、「ポケモンカード公認イラストレーター」や「グラップラー刃牙板垣恵介認定色事師(カラーリスト)」などの有名な称号を持っていらっしゃいます。
イラストが格段にうまく為の秘訣や、オリジナルキャラクターの作り方などの絵を描く人ならば誰でも知りたい情報をたくさん発信しています。内容も濃くて面白く、見入ってしまうものばかりですよ。
初心者のイラストの描き方を知りたい方もそうですが、職業がイラストレーターの方にも是非見てほしいです。
うまく描けなくて悩んでいるといったお悩みもきっと動画を見たら解決してくれますよ!
まとめ
今回は8人の美術系YouTuberをご紹介しました!
美術というのは難しいものばかりではなく、絵画を見ているだけでも教養が高まりますし、絵をうまく描けるようになったら武器にもなります。
YouTubeを見て、少しでも芸術作品に興味を持っていただけたら嬉しいです。
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